岐阜新聞連載「おんぱく写真部 いいモノ発見!」

静寂に包まれたお寺で集中。削り出す心のカタチ。

 岐阜市の護国之寺で、女仏師の廣瀬有香さん指導の下、茶杓を作ります。材料の竹を手にし、にらめっこ。どんな形にしようか。使い勝手はどうなのか。デザインを決めて削り始めると、場は静まり返り、竹を削る音だけに包まれます。削り出す形を通し、自分と向き合う参加者。茶道経験者が多く、使うことを考えて本格的な茶杓に挑戦していました。完成後はお抹茶を頂き「茶杓を早く使ってみたい」と歓声や笑顔が溢れました。(木村洋子)

メモ:
講師の廣瀬さんは僧侶の資格取得後、仏像彫刻を学んだ若き女性仏師

女仏師とお寺で作る茶杓

詳細レポートもあります:
 ◎おんぱく写真部レポート