写真部の体験レポート2014

ここはどこ?

よく知っているまちも、視点を変えれば初めての景色に出会います。

まちの裏側を覗いてみましょう!

華やかさはないけれど、なんだかわくわく!!

“welcome”!!

最近何かと話題の美殿町「つくるビル」の4Fが集合場所。

すでに参加者の皆さんがお集まりです。


実は予約受付後、あっという間に定員に達してしまったこのプログラム。

関係者の方にお願いして、急遽、午前・午後の2回開催することになったそうです。

案内人はつくるビルの4Fに入居する設計デザイン事務所の「ミユキデザイン」の皆さん。

空きビルが「つくるビル」として生まれ変わるまでの様子などを写真を交えつつうかがいました。お金をかけなくてもステキな場所は作れる!ということで、自分たちで床をはがしたり、壁の塗装をしたりしたそうですよ。


皆さん、真剣に聞き入っていますね。

つくるビル内を見学

まずはミユキデザインさんの事務所から見学スタート。

真ん中の本棚を挟んだお隣には別の入居者がいて、ゆるーく仕切られたつくりになっています。それがお互いによい刺激を生む、ほどよい距離感になっているんですね。

本棚もデスクも自分たちで手作りしたそうですが、ヨーロッパの家具みたいに居心地よさそうな雰囲気です。

こちら2Fも、壁ではなく、布などでいくつかのスペースに区切られています。

奥まで光が届き、とても明るいですね。

2軒目は神田町通り沿いにあるビルにお邪魔しました。

現在は空き店舗になっているこのフロアは電気が点かないため、懐中電灯片手に見学します。写真では外からの光で明るく見えますが、実は真っ暗なんです。


さらに上階にあがると、そこはちょうどビルを縦に半分にした、2軒分の住居スペースが現れました。現在、空き部屋となっているお部屋の中を見学させていただきました。

細長いつくりですが、和洋折衷の部屋の随所に、住みやすくするための工夫が見られます。特に、収納もたっぷりとして機能的なキッチンに女性陣は興味津々です。


3軒目は美殿町にある木造の建物です。

こんなまちなかに、とっても広い部屋が続いています。

そして、囲まれた空間のため外からは見ることができないところに、これまた広い庭があってびっくり!

お座敷から庭と空を見ることができる、和風カフェなんてできないかなー、なんて期待していまいます。

探検から無事帰還!

実は、ミユキデザインの皆さんは、つくるビルや柳ケ瀬の仲間たちと一緒に『美殿町つくる市』や『ハロー!やながせ』『サンデー・ビルヂング・マーケット』など、まちと人の出会う場所作りも仕掛けているんです。

たくさんの人が集まって、つながって、新しい何かが生まれて

そうして、楽しくなったまちに、またたくさんの人が集まって

ますますこのまちから目が離せませんね!


(003:りか)

プログラム詳細:
運命の出会いがあるかも!?まちなかヴィンテージ物件ツアー

主催:ミユキデザイン