岐阜新聞連載「おんぱく写真部 いいモノ発見!」

描くことで輝きだす、いつもの川辺。

 見慣れた足元の川辺を鮮やかな日本画の画材で描くうち、小さな雑草の紅葉や水滴、縞模様の石、子どもの頃見た水辺の生き物の記憶が輝きだします。講座参加者の絵は、若き日本画家・神戸智行さんの絵と共に岐阜県美術館に飾られました。岐阜市で育った神戸さんの描く川はデザイン的で細かな描写が美しく、そこに様々な参加者の絵がアクセントとなって、作品はもちろん、各々の日常風景も特別な物になりました。(文・奥村裕美/写真・山吉りか)


メモ:
「今をいろどる~現代日本画の世界」岐阜県美術館で12月14日まで


日本画家・神戸智行と長良川の川原を語る・歩く・描く

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