写真部の体験レポート2014

「花と緑のテーブルフォト教室」
このプログラムは、フラワーアレンジメントが作り上げられる様子を実際に見た後で、参加者の皆さんも、アレンジメントに挑戦、その後、プロカメラマンから、撮影の基礎、お花の撮影のポイントを学べるという盛りだくさんな内容です。

まずは、フラワーデザイナー ROSEYの古田雅美さんが、
二種類のアレンジメントを実演。
最初は、サンゴ水木のフレームに、グロリオサや雪柳などをあしらった、
「秋のフレームブーケ」です。

続いて、「長良川のススキを使ったシャンベトルブーケ」です。
長良川で今朝摘んだばかりのススキを中心に、スモークグラス、
チョコレートコスモス、バラなどを用い、
華やかながらも素朴な味わいのあるブーケが出来上がりました。
古田さんの手さばきが鮮やか過ぎて、こともなげに見えますが、
同じ種類の花をどう効果的に配置するかなど、様々な技が盛り込まれています。

あっという間に二種類のアレンジメントが完成しました。
温かみのある色合いで、本格的な冬に向かう、
これからの季節にぴったりです。

今度は参加者の方が、「ハロウィーンのアレンジメント」に挑戦です。
かごの中に、短く切ったグリーンと花々を挿し、
最後に葉でできた帽子を載せていきます。

皆さん、可愛らしく仕上がりました!
休憩を挟んで、フォト教室に移ります。

フォト教室の講師は、フォトグラファーの稲葉恒平さんです(アスカル)。
岐阜市まちなか博士上級の資格を持つ、岐阜愛に満ちあふれた先生です。

講座のために、よい花の写真、悪い写真を用意してくださったのですが、
どうやっても悪い写真が撮れず、ネットから適当なものを見つけて、
スライドを作られたとか。
さすがプロです!

まずは露出を+1明るくするだけでも写真は見違える、とのお話。
最初のアレンジメント「秋のフレームブーケ」が、
大きな窓からの自然光で美しく照らされています。
(この講座の会場選びは、光の入り方にこだわったため、
ギリギリまで決まらなかったとか。)

ISO感度、絞り、シャッター速度、それぞれの説明が終わるたびに、
設定を変更して撮影に挑みます。
三脚があれば、低感度でノイズの少ない写真が撮れます。

テーブルフォトに必要な4大要素は、
「アングルを工夫する」「露出を調整する」「適正なホワイトバランスで」
「できるだけイメージセンサーの大きなカメラを使う」とのこと。

花をさらに美しく見せる「ボケ味」を出すための4大要素は、
「離れた位置から、中望遠レンズで撮影」「被写体と背景との距離を開ける」
「イメージセンサーはAPS-C以上」「絞り値を小さく)f2~f5.6」

皆さん試行錯誤をしながら、よりよい一枚を撮るべく頑張りました!

花と写真を楽しむ生活、
これからも続けていきたいですね!

プログラム:
【071】「プロカメラマン直伝 花と緑のテーブルフォト教室

(011 関谷)