岐阜新聞連載「おんぱく写真部 いいモノ発見!」

エッチング手法でつくる銅版画の作品

 10センチ四方の銅のプレートに、細い彫刻刀で描くように下絵を削ります。削り具合で、刷りあがった線の濃淡が決まるそうです。細かい作業ですが、参加者の皆さんは集中していました。薬品を塗り、腐食を待つこと20分。丁寧にインクを付け、刷りあがった時には感嘆の声が上がりました。  岐阜市から参加した女性は「自分の結婚を知らせるハガキを銅板画で作りたい」と夢中で取り組んでいました。(金森奈央子)


メモ:
案内人は銅版画家の森田朋さん

金華山の麓の町家カフェで体感!銅版画の世界