写真部の体験レポート2014

岐阜は織田信長公が名付け、天下布武を発した地。
一説には、北の大祖山のエネルギーを受け止める金華山を玄武とした、四神相応の地であったとか。

岐阜の総氏神・伊奈波大神の妃である渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)を祀る金神社周辺には、金町・玉宮などの富に繋がるパワーを持った地名があります。

霊感風水士あーりんさんと共に、金神社周辺のパワースポットを巡り、金運上昇の風水講座を受けるプログラムです。

伊奈波神社の縁起に、この地の言い伝えがあります。

五十瓊敷入彦命は朝廷の命を受け奥州を平定しました。
その成功をねたんだ陸奥守豊益に「都に戻って謀反の計画がある」と報告されたため、朝廷の敵とみなされて、この地で討たれました。
夫の死を聞いた渟熨斗姫命は深い悲しみの中、都を発ちこの地を訪れ、夫の御霊を慰めつつ生涯を終えました。
渟熨斗姫命はここで暮らすあいだ、地域住民の母のように働き、私財を使って町を開拓し、産業・農業の発展に寄与しました。これがのちに岐阜の街の基盤となりました。
慈悲深い功績を慕い、人々が集まり財をもたらす神として信仰されるようになり、この地に金大神と称され祀られたのです。

外に出て街歩き。
まずは金神社に参拝。

願い事を思って石を持ち上げ、軽く石が持ち上がったら願い事が叶うが、重く持ち上がらなかったら難しい、という「おもかる石」を体験。
さて石は重かったのか軽かったのでしょうか。

金神社の裏も面白いところがあります。

小さな神社がいっぱい。
市史跡、賀夫良命塚 (奥津城跡)もあります。

先ほどのおもかる石も裏にあったのですが盗難にあい、その後返されて、表に置かれています。
返されたとは、盗んだ人に何かあったのでしょうか?

『八幡神社』に寄ったあと、織田信長公ゆかりの寺『円徳寺』へ。

文献には、
織田信長は永禄7年に稲葉城に入城し、その本陣の跡(いもあらいの里)四町四方をこの寺に寄進し、その門前に楽市楽座を開く、とあります。
楽市楽座とは自由交易市場のことで、この寺の前に市場が有ったということです。
実際は寺が移転していますから、市場はもう少し東に有りました。

この周辺は、金町・金岡町・金宝町・玉宮町・玉姓町・玉森町などのように、金や玉などがつく地名が多くあります。
金(こがね)とは米のことです。このあたりは優良な米が採れ、お金につながって市場も開かれ、富に絡んだ場所なのでしょうね。

金神社にもどり、風水講座です。

風水はもともと「よい気が流れる安全な土地に先祖を埋葬し、加護を得る」墓地選定の方法でした。
霊峰から湧き出た良い気が流れ込む土地で、その気を街や住居に呼び込んだり、体に受けることによって運気を活性化し、都市を作るための土地選定や家相の選定などに運用されるようになりました。

自宅のパワースポットを探しましょう。
生まれ年の「九星」と男か女かで異なります。

方位が八方に分けられ、四つの吉方・四つの凶方があります。

家に気を取り込み、金運アップといきたいですね。

講義後は、時間まで参加者から質問攻め。
間取りや方位で運気が変わるなら、気が気ではありませんよね。

家を購入するのか改築するのか分かりませんが、
講師の連絡先を聞く方もいらっしゃいました。


(016 平山)

プログラム詳細:
女風水士と行く金運上昇パワースポット巡り&風水講座